「ローソク足チャート」を使う


 FXで為替相場のレート変動を読んでいくためには「テクニカル分析」という手法が必要になってきます。
複雑な為替レートの動きを予測するのであれば、テクニカル分析を用いることが効果的で、「ローソク足チャート」は最もよく用いられているテクニカル分析になります。

ローソク足チャートでは一本の線で表されたローソクから、設定する期間内のレートの値動きが分かるようになっています。
この期間の設定は、投資家が調べたい範囲で自由に変えることができ、分足、5分足、30分足、時間足、3時間足、日足、週足などがあるため、単体だけではなく、時には様々な時間軸のものを組み合わせて行くのが良いでしょう。

一本のローソクは「本体」と「ヒゲ」で表されます。
ローソクの本体は太い線で示されており、上が始値、下が終値を示していています。この時、始値よりも終値が低く終わった場合は、塗りつぶされた線で表され「陰線」と呼ばれ、
逆に、始値よりも終値が高く終わった場合は、色抜きの輪郭線で表され「陽線」と呼ばれるのです。
また、この本体の上と下からさらに伸びる細い線をヒゲと呼び、時間内での最高値と最安値を表しています。

ローソクのような形をしたこの一本の線がその時間内の値動きの推移を表していて、それぞれの線の長さから、その期間の相場がどう変化したのかを読み取ることができ、ここから為替レートの予測することができるのです。

例えば、短い陽線で上のヒゲが長くなっている場合は、一度大きく値を上げたものの、それが下がりはじめ、始値よりも少し手前の所まで来ていた、ということを示しています。
また、こうした値動きがあったことにより、上昇していた為替レートが反転して下降し始めているかもしれないため、今後はレートが下がり続けるかもしれないという事が予測できるのです。

相場を読むテクニカル分析には、いろいろな手法がありますが、ローソク足チャートはよく使われているものの一つですので、まずはこれから覚えていくとよいでしょう。